負けグセ社員たちを「戦う集団」に変えるたった1つの方法
発売日
2018年08月31日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-83771-0

負けグセ社員たちを「戦う集団」に変えるたった1つの方法

著者 田村潤著 《元キリンビール株式会社代表取締役副社長》
勝見明構成
主な著作 <田村・主な著作>『キリンビール高知支店の奇跡』(講談社+α新書)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 『キリンビール高知支店の奇跡』は”奇跡”ではなかった! 「組織の病」に悩むミドル・リーダー必読の実践書。



 「現場の社員の士気が上がらず、社内で営業職を辞めたい人が増えている」「一所懸命やっているが業績は下降するばかりで、突破口が見出せない」「やることが増え、仕事がどんどんやりづらくなっている」……。

 日本企業全体がこのような共通の問題意識を抱えている、と経営学者の野中郁次郎氏は指摘する。では、どうすれば日本企業が抱える病を払拭できるか。

 そのヒントは、筆者自身の経験に基づいて書かれた『キリンビール高知支店の奇跡』にあった。筆者は、野中氏の提唱する「知識創造理論」はキリンビール高知支店における取り組みと共通する点が多く、このイノベーション理論こそ、企業が本来の強さを取り戻すために必要だ、と考える。

 そこで、本書は、『キリンビール高知支店の奇跡』の実践例を「知識創造理論」と照らしながら解説。さらに、誰もが実践可能な方法論を提示する。現場で悪戦苦闘する経営者やミドル・リーダー必読の「組織改革の教科書」。

 【本書の主な内容】
●まえがき 『キリンビール高知支店の奇跡』とは 
●第I部 100戦100勝の「戦う集団」に変える方法 
●序章 弱体化する現場の原因は「本社」にある――ブレイクスルーできるのは自立する「現場」 
●第1章 理念があるから飯が食える――「指示の奴隷」からいかに脱するか 
●第2章 戦略は顧客視点で考える――考え抜くリーダーになるためにデータに囚われるな 
●第3章 部下の行動スタイルを変え、現場力を高める――「やる気」を引き出す環境整備 
●第4章 本社を味方につけ、活用する――上司と「うまくやっていく」ための秘訣 
●終章 根本が確立されるとうまくいく――ひたすら本質へ向かえ!※各章末に勝見明氏による解説「知識創造理論による読み解き」を収録 
●第II部 対談 野中郁次郎氏×田村潤 
●おわりに