教養としての「フランス史」の読み方
発売日
2019年09月24日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-84369-8

教養としての「フランス史」の読み方

著者 福井憲彦著 《学習院大学名誉教授》
主な著作 『近代ヨーロッパ史』(ちくま学芸文庫)
税込価格 2,200円(本体価格2,000円)
内容 国民国家、ナショナリズム、世界大戦、移民問題、EUの未来……。フランス史の中に現代を読み解く鍵がある。現代人必読の書。



 フランス革命、国民国家、ナショナリズム、世界大戦、移民問題、EUの未来……。フランス史を知れば、世界史や現代社会がわかる。歴史の中に現代を読み解く鍵がある。

 ロワール川沿いのお城にヴェルサイユ宮殿、フランス革命やナポレオン、あるいは芸術やファッション、フレンチ料理やワイン……、さまざまな魅力に満ちているフランス。それらは、歴史の激動や課題のクリアがなされてきた中で、特徴をもって形作られてきた。

 西洋近現代史研究の第一人者が2000年を超える歴史の流れを大きくとらえて語りきる、現代人必読の書。国家間の対立が激しい現代世界、国民国家を生み出したフランスの歴史は、今、学ぶべき教養だ!

 【目次より】Ⅰ.「フランス」の始まり/Ⅱ.打ち続く試練から王権の強化へ/Ⅲ.絶対王政とヨーロッパ世界の拡大/Ⅳ.フランス革命とナポレオン/Ⅴ.王政・共和政・帝政、揺れるフランス/Ⅵ.なぜ、世界大戦は起こったのか