書籍

- 発売日
- 2020年07月14日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-84684-2
大分断
教育がもたらす新たな階級化社会
著者 | エマニュエル・トッド 著/大野舞 訳 |
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主な著作 | 『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 』(文春新書) |
税込価格 | 990円(本体価格900円) |
内容 | 教育こそが格差を拡大させ民主主義を破滅させる。今世界と日本に起きている分断の危機を大胆に分析。世界的知性による衝撃の大予測。 |
【欧州最大の知性が日本読者のために語り下ろした待望の最新刊】
これまで、ソ連崩壊からトランプ大統領の誕生まで数多くの「予言」を的中させてきたエマニュエル・トッド。
著者は本書で「現代における教育はもはや、社会的階級を再生産し、格差を拡大させるものになってしまった」と断言する。
かつては平等の象徴であった教育だが、今や高等教育の階層化がエリートと大衆の分断・対立を招き、民主主義の機能不全とポピュリズムを生んでいる。
本書では、教育格差を軸として、先進各国で起きている分断の本質を家族構造が能力主義・民主主義に及ぼす影響や地政学的要素を鑑みながら、鮮やかに読み解いていく。
日本の未来、そして変質する世界の行方は。
欧州最大の知性が日本の読者のために語り下ろした、これからの世界情勢を知るために必読の1冊。
※本書は累計46万部突破「世界の知性」シリーズ中の1作です。
◆目次より抜粋◆
●第1章 教育が格差をもたらした
●第2章 「能力主義」という矛盾
●第3章 教育の階層化と民主主義の崩壊
●第4章 日本の課題と教育格差
●第5章 グローバリゼーションの未来
●第6章 ポスト民主主義に突入したヨーロッパ
●第7章 アメリカ社会の変質と冷戦後の世界
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