食料危機
発売日
2020年12月15日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-84830-3

食料危機
パンデミック、バッタ、食品ロス

著者 井出留美著 《食品ロス問題専門家》
主な著作 『賞味期限のウソ』(幻冬舎新書)
税込価格 1,045円(本体価格950円)
内容 2020年、急性の飢餓人口は前年より1億6000万人増える見通し。コロナ禍をはるかに上回る大問題と、対照的な食品ロス問題を解説。



 ノーベル平和賞を受賞した国連世界食糧計画によると、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、極度の食料不安を抱える人は2億7000万人に上ると推計されている。この深刻な食料危機はなぜ発生しているのか。食品ロスの専門家が膨大な情報を分析して解説し、さらに日本の食料危機の歴史や、食品ロスを防ぐための方法、昆虫食や培養肉に関する取り組みも語る。

 [専門家、識者へのインタビュー](所属はインタビュー当時)
●「アフリカの食料事情」白鳥佐紀子氏(国際農林水産業研究センター主任研究員)
●「パンデミック前後の世界の食料危機の状況」ンブリ・チャールズ・ボリコ氏(FAO[国連食糧農業機関]駐日連絡事務所長)
●「サバクトビバッタの大発生による被害」前野ウルド浩太郎氏(国際農林水産業研究センター研究員、『バッタを倒しにアフリカへ』著者)
●「ミツバチの減少」エクベリ聡子氏、ペオ・エクベリ氏(株式会社ワンプラネット・カフェ)