人のために生きればいい
発売日
2021年01月07日
判 型
B6変形並製
ISBN
978-4-569-84842-6

人のために生きればいい

著者 瀧口宥誠著 《善光寺大勧進貫主》
税込価格 1,210円(本体価格1,100円)
内容 「利他の心こそが大切だ」。忘己利他を貫く信州善光寺の貫主が、自らの体験をもとに語りかけるように説く、初の「人生論・幸福論」。



 「己を忘れて他を利するは、慈悲の極みなり」とは、伝教大師最澄の言葉である。今、自分の利益のことしか考えない人間が増え、殺伐とした世の中になっているのは、この「忘己利他」の精神が忘れられているからではないか。

 本書は、自ら「忘己利他」を貫いてきた、信州善光寺大勧進第103世貫主が、その大切さ、その功徳を、自らの経験を踏まえ語り下ろした一冊だ。

 また、「自分の置かれている立場や職場において、なくてはならない人になりなさい。それが一隅を照らすということ。それだけで十分幸せなんじゃないかな」、「仕事を職と思ったらあかん。道と思いなさい。そうすると無限の広がりや深さがある」など、人生の智慧の言葉も、親しみやすい会話口調で紹介する。

 全国から年間600万人が訪れるという信州善光寺。なかなか行くことができない人にむけ、善光寺トップの貫主が初の「紙上説法」をお届けする。まさに「読む善光寺参り」と言える一冊。