おっさん社会が生きづらい
発売日
2022年08月10日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-84856-3

おっさん社会が生きづらい

著者 小島慶子著 《エッセイスト、タレント》
主な著作 『解縛:母の苦しみ、女の痛み』(新潮文庫)
税込価格 1,188円(本体価格1,080円)
内容 日本社会に蔓延する「おっさんという病」とは? 平野啓一郎氏、上野千鶴子氏など識者との対談で読み解く「男性優位社会」のリアル!


●威圧的、話を聞かない、権力に従順――自覚症状ナシ!
●男女問わず日本全国に蔓延する「おっさん思考」の正体とは?
●5人の識者と語り合う「男社会の価値観」の行方

 「おっさんは、私だった」。かつてアナウンサーとして活躍し、現在はエッセイストとして活動する著者は、ある経験を契機に、これまで忌み嫌っていた「おっさん的な感性」――独善的で想像力に欠け、ハラスメントや差別に無自覚である性質――が自分の中にも深く刻まれていることに気づく。

 この“おっさん性”は、男女問わず多くの人々に深く染みついているのではないか――。本書はそんな日本社会に染みついた“おっさん性”について考察した、著者と5人の識者との対話集である。

 ハラスメント、同調圧力――男も女も生きづらさを抱え、心を殺さねば生き延びられない“おっさん社会”から脱却するためのヒントがここにある。