書籍

- 発売日
- 2022年12月15日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-85369-7
昭和史の核心
著者 | 保阪 正康著 《ジャーナリスト》 |
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主な著作 | 『近現代史からの警告』(講談社現代新書) |
税込価格 | 1,100円(本体価格1,000円) |
内容 | 先の戦争を生んだ要因は、日本伝統の「実利主義」を放棄したこと――。令和の日本人が学ぶべき昭和史の教訓と昭和史秘史を語る。 |
日本人の心情と生活の根底には、鎖国時代に培われた実利主義が延々と生きている。しかしその伝統的実利主義を放棄してしまった時代があった。勝つ見込みのない戦争に突入した、昭和前期である──。
戦争の悲劇が生まれた根本的な原因に迫るほか、令和の為政者が昭和史から学ぶべきこと、「報道されなかった東南海地震」「ローマ字社会になりかけた日本」などの昭和史秘史を紐解く。さらに、東京帝大時代に100メートル走の未公認世界記録を出した外交官藤井実、翼賛政治会を議会で批判した中野正剛など、語り継ぎたい日本人についても取り上げる。
(目次より)
●「抽象的理想」の蔓延が日本の危機
●永井荷風の虚無
●報道されなかった東南海地震
●ローマ字社会になりかけた日本
●スターリンの北海道出兵計画
●台湾の指導者の日本観
●昭和天皇の摂政時代
●「昭和8年」の警告
●あさま山荘事件――戦前と戦後 交錯の瞬間
●特攻に反対した部隊長
●議会人の誇りを示した中野正剛
●驚くべき世界記録を出した藤井実
●自衛隊を出動させなかった赤城長官――60年安保
●「半藤史観」継承へ
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