シンプルで脳科学的に正しい読書法
発売日
2024年02月27日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-85647-6

シンプルで脳科学的に正しい読書法

著者 茂木 健一郎著 《脳科学者》
主な著作 脳を活かす勉強法』(PHP研究所)
税込価格 1,705円(本体価格1,550円)
内容 どう読書すれば脳によい影響を与えられるのだろうか? 脳科学的に正しい本の読み方を紹介。また著者が読んできた本も明らかにする。



 AIが台頭し、インターネットが広く普及する世の中において、本を読む意義とは何でしょうか。それは「教養」を深めることにあると思います。「教養」とは単に情報や知識の量を増やすことではありません。それではAIと変わらなくなってしまいます。

 人間にとっての「教養」とは、それを身につけることによって、脳がアップデートされ、人生をより良いものに変えていってくれるもの。言い換えるならば「あなたを今よりも素敵な場所に連れていってくれるもの」です。

 そして「教養」は、読書によって磨かれます。読書は一生を通じてあなたの世界を広げてくれ、あなたを助け、導いてくれるのです。

 たとえば、500冊読んだら、500冊分の高さだけ自分の足元に土台ができあがり、その高さの分、遠くまで世界を見ることができます。50冊なら50冊分、100冊なら100冊分の高さだけ、視界は開けていくのです。

 読書とは「過去に読んだ本の数だけ、生きる上での英知を手にすることができ、本を読むか読まないかで人生に圧倒的な差がつく」といえるのではないでしょうか。

 本書では、本を読むことで脳が成長することを明らかにします。
●本を読むことで脳は進化する
●読書を習慣化すると、脳に「高速道路」ができる
●自宅に本がたくさんある家の子どもは学力が高い
●低下し続ける「集中力」は読書で養える
●一日三十分の読書でストレスを軽減できる
●読書は認知症予防に効果がある