書籍

- 発売日
- 2024年07月22日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-85738-1
新型コロナは人工物か?
パンデミックとワクチンをウイルス学者が検証する
著者 | 宮沢 孝幸 著 《ウイルス学者》 |
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主な著作 | 『京大 おどろきのウイルス学講義』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,133円(本体価格1,030円) |
内容 | 新型コロナウイルス・オミクロン株は、自然ではありえない変異をしている――京都大学を退職したウイルス学者、覚悟の論証! |
新型コロナウイルス・オミクロン変異体の塩基配列(RNAを構成する、四つの塩基の並び方)の変異を見て、ウイルス学者である著者は凍りついた。「同義置換が1、非同義置換が30、こんなことはありえない」。同義置換とは、アミノ酸の変異が起こらない塩基配列の置換のことであり、非同義置換はアミノ酸の変異が起こる塩基配列の置換のことを指す。通常、同義置換/非同義置換はランダムに入るため、同義置換が1で非同義置換が30というのは明らかな異常であると言わざるをえない。それから著者は、本格的にオミクロン変異体の塩基配列の解析に乗り出した。
著者はオミクロンBA.1が出現する直前に、オミクロンBA.1の変異から一つのアミノ酸が武漢型に戻った配列の変異体があるはずだという仮説のもとで検索を行った。オミクロンBA.1に変異する一つ前の、いわば「親」となる変異体である。すると、自然界では到底ありえない事態が起こっていることが判明したのである。
本書では著者が行ったオミクロン変異体の検証について平易に解説し、さらにオリジナル武漢型の特殊性やワクチンと死亡者数増加の関係も考察する。2022年、なぜ超過死亡者(例年の死亡者数をもとに推定される死亡者数を、実際の死亡者数が超過した数)が前年より大幅に増えたのか?
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