書籍
- 発売日
-
2024年11月12日
※概ね、この2日後に書店店頭に並びます - 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-85794-7
人魚が逃げた
著者 | 青山 美智子著 《作家》 |
---|---|
主な著作 | 『赤と青とエスキース』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,760円(本体価格1,600円) |
内容 | 僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ、この場所に――。本屋大賞4年連続ノミネート! 話題の著者が紡ぐ、新たな代表作。 |
本屋大賞4年連続ノミネート! 今最注目の著者が踏み出す、新たなる一歩とは――。
幸福度最高値の傑作小説!
<STORY>
ある3月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ。この場所に」と語っているらしい。彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始め――。
そしてその「人魚騒動」の裏では、5人の男女が「人生の節目」を迎えていた。12歳年上の女性と交際中の元タレントの会社員、娘と買い物中の主婦、絵の蒐集にのめり込みすぎるあまり妻に離婚されたコレクター、文学賞の選考結果を待つ作家、高級クラブでママとして働くホステス。
銀座を訪れた5人を待ち受ける意外な運命とは。そして「王子」は人魚と再会できるのか。そもそも人魚はいるのか、いないのか……。
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