歌舞伎町に沼る若者たち
発売日
2025年02月26日
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判 型
新書判
ISBN
978-4-569-85865-4

歌舞伎町に沼る若者たち
搾取と依存の構造

著者 佐々木 チワワ著 《ライター》
主な著作 『「ぴえん」という病』(扶桑社)
税込価格 1,155円(本体価格1,050円)
内容 なぜ若い女性がホストクラブにハマるのか? 歌舞伎町に精通するライターが、夜の街をめぐる若者の搾取と依存の構造を解き明かす。

【だから若い女性はホストにハマるのか!】

 なぜ若い女性がパパ活、風俗、立ちんぼで稼いでまで、ホストクラブで大金を使うのか?

 背景には、担当ホストの魅力だけではなく、歌舞伎町特有の論理がある。

 感情労働・肉体労働・アイデンティティ労働のすべてを兼ね備えたホストの仕事から、女性客の深層心理、そしていまの若者の価値観・消費行動まで丸わかり。

 Z世代ライターが、愛憎渦巻く夜の世界の「搾取と依存の構造」を解き明かす。

 【“歌舞伎町の病”は他人事ではない】
●病①売上至上主義:金や売上がすべて、結果さえ出せばいい
●病②外見至上主義:ルッキズムの対象は一般の男性会社員にも波及
●病③自己資本主義:自らの見た目、プライベートまで切り売りする
●病④承認至上主義:自分を見てくれないと特別感を得られない
●病⑤推し万能主義:身近な人まで、誰でも“推し”と呼ぶ

 【目次】
●第1章:歌舞伎町・ホストクラブとはどんな場所か
●第2章:ホストは究極の感情労働
●第3章:ホストはアイドル化しているのか?
●第4章:なぜ若い女性がホストにハマるのか
●第5章:売掛問題解決のための緊急提言
●第6章:歌舞伎町は若者の価値観の最前線