学歴社会は誰のため
発売日
2025年03月14日
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判 型
新書判
ISBN
978-4-569-85881-4

学歴社会は誰のため

著者 勅使川原 真衣著 《組織開発専門家》
主な著作 『働くということ』(集英社)
税込価格 1,155円(本体価格1,050円)
内容 学歴フィルターに学閥。なぜ学歴社会はなくならないのか? 組織開発の専門家が、大学と企業の関係や能力主義の観点から探る。

■長年の学歴論争に一石を投じる!

 学歴不要論など侃侃諤諤の議論がなされるのに、なぜ学歴社会はなくならないのか。誰のために存在するのか。

 背景にあるのは、「頑張れる人」を求める企業と、その要望に応えようとする学校の“共犯関係”だった?

 人の「能力」を測ることに悩む人事担当者、学歴がすべてではないとわかっていてもつい学歴を気にしてしまうあなたへ。

 教育社会学を修め、企業の論理も熟知する組織開発の専門家が、学歴社会の謎に迫る。

 ■本書の要点
●学歴は努力の度合いを測るものとして機能してきた
●ひろゆき氏の学歴論は本質を捉えている?
●日本の学歴主義の背景にあるメンバーシップ型雇用
●仕事は個人の「能力」ではなくチームで回っている
●「シン・学歴社会」への第一歩は職務要件の明確化

 ■目次
●第1章:何のための学歴か?
●第2章:「学歴あるある」の現在地
●第3章:学歴論争の暗黙の前提
●第4章:学歴論争の突破口
●第5章:これからの「学歴論」──競争から共創へ