書籍

- 発売日
-
2025年07月15日
※概ね、この2日後に書店店頭に並びます - 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-85948-4
誰が日本を降伏させたか
原爆投下、ソ連参戦、そして聖断
著者 | 千々和 泰明著 《防衛省防衛研究所国際紛争史研究室長》 |
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主な著作 | 『戦争はいかに終結したか』(中央公論新社) |
税込価格 | 1,100円(本体価格1,000円) |
内容 | 日本を終戦に追い込んだのは米国の原爆か、ソ連の参戦か――。戦後80年、戦争終結研究の第一人者が、長年の論争に一石を投じる。 |
麻田雅文氏(10万部/読売・吉野作造賞『日ソ戦争』著者、成城大学教授)推薦!
「日本降伏の真因は米国の原爆投下か、ソ連参戦か。本書により、“原爆神話”は解体された。終戦史を再考し、通説を覆す新解釈」
第二次世界大戦で日本が降伏した要因は何か。著者は、米国の原爆投下ではなく、ソ連参戦の効果のほうが大きかったと分析。背景にあったのは、和平に向けてソ連の仲介に頼った日本指導層の過信と誤算だった。
また、米国は戦争の早期終結をめざしたが、二発の核使用は結果的に正当化できない選択だった。
戦後80年、我々は何を教訓とするべきか。戦争終結研究の第一人者が長年の論争に挑む。
【本書の要点】
●「ポツダム宣言は核使用の口実だった」は誤り
●戦争終結のために原爆投下以外の選択もありえた
●日本は希望的観測から、ソ連の仲介に頼った
●昭和天皇が東郷外相と面会した本当の理由
●日米の真の同盟のため、史実を探求するべき
【目次】
●第1章:戦後日米は二発の核兵器使用をどう捉えてきたか
●第2章:米国はいかにして核兵器の使用に突き進んだのか
●第3章:核外交かコスト最小化か
●第4章:日本はいかにして降伏を受け入れたのか
●第5章:核要因かソ連要因か
●第6章:「妥協的和平」より「根本的解決」を選んだ米国
●終 章:忍び寄る現代の核の危機
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