戦闘国家
発売日
2025年09月25日
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判 型
新書判
ISBN
978-4-569-85988-0

戦闘国家
ロシア、イスラエルはなぜ戦い続けるのか

著者 小泉 悠著
小谷 賢著
主な著作 ロシア点描』、『イギリスの情報外交』(PHP研究所)
税込価格 1,100円(本体価格1,000円)
内容 ロシア、イスラエルはなぜ世界を敵に回してでも戦い続けるのか? 諜報機関が力をもち、先制攻撃を辞さない両国の行動原理を読み解く。

世界を敵に回しても進撃し続けるロシア、イスラエル

 ウクライナを侵攻したロシア、ガザ地区への過剰な攻撃を続けるイスラエル。なぜ世界から非難されても、敵を殲滅するまで戦い続けるのか?

 背景には、他国への異常なまでの猜疑心や先制攻撃を「自衛」と捉える歴史・行動原理があった。ロシア軍事の専門家とインテリジェンス研究の第一人者が、二つの「戦闘国家」の闇を探り、厳しい国際環境で日本が生き残るためのインテリジェンス・安全保障の術を語り尽くす。

 ■本書の要点
●プーチンに忖度するロシアの諜報機関
●ロシア人にとって国境は「動くもの」
●「相手より先に殺せ」というユダヤ教の信念
●イスラエルにとってイランは「ラスボス」
●日本は米国に「生殺与奪の権」を握られている?
●スパイ防止法がどうしても必要な理由

 ■目次
●第1章:国家とインテリジェンス
●第2章:諜報国家ロシアの論理
●第3章:ロシアの軍事思想とウクライナ戦争
●第4章:「滅びる前に滅ぼす」イスラエルの信念
●第5章:イスラエル・ガザ・イラン戦争の行方
●第6章:日本がめざすべきインテリジェンスの形