書籍
- 発売日
- 2024年09月06日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-90425-2
後宮の薬師(くすし) (三)
平安なぞとき診療日記
著者 | 小田 菜摘著 《作家》 |
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主な著作 | 『後宮の薬師』、『後宮の薬師 (二)』(PHP研究所) |
税込価格 | 880円(本体価格800円) |
内容 | 皇太后を診察することになった瑞蓮。だが医術を信じない皇太后は、体調不良を物の怪の仕業と考え……。平安お仕事ミステリー第三弾! |
太后(おおきさき)の体調が優れない。にもかかわらず太后は、祈祷や祓(はらえ)に頼り、医師の診察を受けないという。
病か、それとも物の怪の仕業か――。
胡人である父から医術を学び、京の後宮へやって来た瑞蓮(すいれん)は、祖母を心配する王女御(おうのにょうご)に依頼され、太后のもとを訪れるが、そこには太后お気に入りの陰陽師・大津氏が出入りしていた。
しかしその大津陰陽師が、かちかちと歯を鳴らし始め、瑞蓮は流行病を疑う。祭祀や祈祷を生業とする大津氏は、己が「物の怪」にとり憑かれたとして祓おうとするが……。
陰陽寮の学生として、安倍晴明も登場! 瑞蓮が、若き医官・樹雨(きう)とともに後宮のやんごとなき人々の相談にのりつつ、宮中で起きる奇怪な事件を解決していく平安お仕事ミステリー第三弾。
文庫書き下ろし。
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