教養としての「中国史」の読み方
発売日
2025年10月01日
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判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-90529-7

教養としての「中国史」の読み方

著者 岡本 隆司著 《京都府立大学名誉教授》
主な著作 『世界史とつなげて学ぶ 中国全史』(東洋経済新報社)
税込価格 1,672円(本体価格1,520円)
内容 独裁、格差、中華思想……実は今も昔も中国の姿は変わっていない。東洋史研究の第一人者が隣国・中国の「個性」を明らかにする一冊。



 出口治明 氏 推薦!

 「なぜ中国は『一つの中国』にこだわるのか。中国の「本質」を理解するのに最適な一冊である」

 いちばん身近で、否応なくつきあわねばならない大国──中国。

 隣国・中国を知ることは、日本人が現代の世界に生きていくうえで必須喫緊の課題であり、いま求められている教養である。

 なぜ中国は「一つの中国」に固執するのか。

 なぜ中国はあれほど強烈な「中華思想」をもつのか。

 なぜ中国は「共産党一党独裁」になったのか。

 なぜ中国はあれほど格差が大きいのか。

 なぜ中国では「産業革命」が起きなかったのか。

 本書は、謎多き隣国・中国の「個性」を歴史からひもとく一冊である。

 【目次より】
●中国は「対の構造」で見る
●儒教抜きには中国史は語れない
●中国には、合法、非合法、善悪の境界がない
●共産党政権で自由経済が成立するロジック
●中国とうまくつきあっていくためのヒント

 ※本書は、2020年9月にPHPエディターズ・グループから刊行された作品に加筆・修正し、文庫化したものです。