知育・絵本
算数脳がメキメキ伸びる! 多面体あそび
ジグザグ立体や、立体を切断した場合の展開図から完成形を想像し、組み立てることにより仕組みを理解。ペーパークラフトとクイズ、楽しい算数雑学で空間認識能力アップ!著者(肩書) | 監修:小西豊文《甲南女子大学教授》 |
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主な著作 | 監修:『算数脳がぐんぐん育つ! 立体あそび』(PHP研究所) |
編集等 | どりむ社 |
税込価格 | 1,430円 (本体価格:1,300円) |
対象 | 小学生 |
頁数/仕様 | 80ページ / 縦:25.7cm 横:18.2cm |
初版 | 2018年8月 |
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本書は、『算数脳がぐんぐん育つ! 立体あそび』の続編です。前書では、展開図(平面)から立体を組み立てる経験を豊かにし、やがて、立体が組み立てられていくようすを頭の中で思い浮かべる力を身につけるために、さまざまな場を用意しました。活動にあたっては、「組み立てる前に頭の中で、できあがる形を想像し予想すること」「組み立てていく過程、順序をしっかり見つめること」の2点を大切にしました。
本書も基本的に前書の考え方を引き継ぐものですが、さらに新しい観点を加味しました。
1つ目は、立体の「切断」に着目させることです。1つの立体を2つに切断した場合の展開図を作り、それを合体させるという活動を行います。その場合、立体を切断したときの切り口(断面)の形や切断された立体の展開図にも着目させます。例えば、本書の形(9)(10)(11)(12) などがそれにあたります。これらは、作ってみて初めて理解できるものかもしれません。
2つ目は、展開図からは想像しにくい意外な立体を取り扱いました。例えば、本書の形(13)(14)(15)のいわゆる「ジグザグ立体」などです。この展開図からこんな立体ができるのかという驚きを感じるにちがいありません。
前書でも、活動する子どもに対して、保護者(大人)の見守りと助言が大切であり、見守ることで親子の対話が自然に生まれ、協働で作業するからこそ連帯感も味わえることの大切さを述べましたが、本書でもそのことに変わりはありません。茶の間の団らんのひと時に、はさみとテープなどを用意し、親子の触れ合いを楽しんでみましょう。
そうして、知らず知らずのうちに子どもの空間脳を培い、算数(特に図形)好きの子どもに育っていくことを期待しています。また、中学校の入試問題などでは、このような立体感覚を問うような問題が多く出題されているので、そのような場でも、活かすことができれば嬉しく思います。 (「はじめに」より)
・この本の使い方
・立体あそび
・形(1)
・うるう年
・形(2)
・三角形のパワー
・形(3)
・形(4)
・琵琶湖と富士山、どちらが大きい?
・形(5)
・トイレットペーパーのしんのてんかい図は?
・形(6)
・短いひもはどれかな?
・形(7)
・積み上げた立方体の数
・形(8)
・形(9)
・形(10)
・マンホールのふたはなぜ丸い?
・形(11)
・形(12)
・立方体を切ってみると?
・形(13)
・形(14)(15)
・組み立てても立体にならないてんかい図は?
・ペットボトルの形にはわけがある?
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