発売日
2000年8月5日
税込価格
628円
(本体価格571円)

歴史街道 2000年9月

宮本武蔵 勝ち続けた男の秘密

暦・七十二候図
仲秋◆白露・秋分

p4
ワン・ショット・ヒストリー
9 さいはての村が世界の観光地になるまで

p9
Ahomeof…
ウィスキー
水無月ジュン
p12
特集1 宮本武蔵●勝ち続けた男の秘密
対談 日本人にとって「武蔵」とは何か
渡部昇一 鷲田小彌太
p20
特集1 宮本武蔵●勝ち続けた男の秘密
遅れてきた男は、新しい時代をいかに生きたか
童門冬二
p28
特集1 宮本武蔵●勝ち続けた男の秘密
COLUMN 武蔵の時代の世界情勢

p34
特集1 宮本武蔵●勝ち続けた男の秘密
ライバルとの闘いが男を成長させた
火坂雅志
p36
特集1 宮本武蔵●勝ち続けた男の秘密
COLUMN いつ、どこで誰と闘ったのか

p41
特集1 宮本武蔵●勝ち続けた男の秘密
すべては「青雲の志」からはじまった
戸部新十郎
p42
特集1 宮本武蔵●勝ち続けた男の秘密
『五輪書』が語る、困難に打ち勝つ智恵
長尾剛
p46
特集1 宮本武蔵●勝ち続けた男の秘密
COLUMN 剣豪の「自省自戒」

p50
特集1 宮本武蔵●勝ち続けた男の秘密
ふるさとを訪ねて―岡山県大原町

p52
クイズ その時歴史が動いた

p56
卑弥呼を討ったもう一人の女王
九州・日田の鉄鏡が意味するもの
関裕二
p59
『源氏物語』の作者は石山寺の僧侶たちだった!?
菊村紀彦
p67
戦国道具図鑑
27 旗指物
本山賢司
p72
特集2 この夏、阿倍晴明を訪ねて伝説の陰陽師が語るもの
それは、歴史の記憶装置だった
小松和彦
p78
特集2 この夏、阿倍晴明を訪ねて伝説の陰陽師が語るもの
京都の晴明伝説を歩く
柴田よしき
p82
特集2 この夏、阿倍晴明を訪ねて伝説の陰陽師が語るもの
京都魔界地図

p88
特集2 この夏、阿倍晴明を訪ねて伝説の陰陽師が語るもの
陰陽道とは何か
小松和彦
p90
「縄文」から見た日本文明の新たな構造
安田喜憲
p93
あかんべえ
深川ふね屋不思議ばなし29
宮部みゆき
p98
司馬遼太郎」の贈りもの
第九九回 人のもつ精神の奥行きを知る喜び『菜の花の沖』(3)
谷沢永一
p106
私の一冊
アジア特電
佐藤俊行
p114
もうひとつの日蘭交流
オランダに渡った長州の大砲
上田温之
p117
黒死病の恐怖から従業員を守った造幣局長
田中次郎
p123
今日われ生きてあり 特攻隊員たちへの鎮魂歌
第五回 お母ちゃん さようなら
神坂次郎
p127
絵で見る日本の歴史
第17回 平城遷都
河合真如
p132
歴史街道・ロマンへの扉
第69回 奈良の夏
鶴田純也
p134
智謀の系譜平戸松浦藩物語
第八回 弘安四年夏の頃
安部譲二
p136
たたずまい・にっぽんの島
4 三宅島(東京都)
浅井愼平
p141

歴史街道

 「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。