発売日
2001年4月6日
税込価格
628円
(本体価格571円)

歴史街道 2001年5月

立花宗茂と島津義弘

表紙のことば
敗者、復活せん
黒鉄ヒロシ
p3
今日は何の日? 今月の歴史カレンダー
4/6卯月~5/5皐月

p4
歴史街道5月号 INDEX歴史年表

p5
下町職人 その技と心
一 江戸扇子

p10
One Shot History
5 大きくて、いびつだった情報通信機器たち

p14
特集1 男の度量、ここにあり 立花宗茂と島津義弘 「敗者」が「勝者」に転じるとき 
堂々たる敗者

p18
特集1 男の度量、ここにあり 立花宗茂と島津義弘 「敗者」が「勝者」に転じるとき 
その時代と人生

p20
特集1 男の度量、ここにあり 立花宗茂と島津義弘 「敗者」が「勝者」に転じるとき 
天正十四年(一五八六)・九州征伐
戸部新十郎
p22
特集1 男の度量、ここにあり 立花宗茂と島津義弘 「敗者」が「勝者」に転じるとき 
文禄元年、慶長二年(一五九二、一五九七)・朝鮮の役 日本軍を救った「起死回生」の逆転劇
楠戸義昭
p26
特集1 男の度量、ここにあり 立花宗茂と島津義弘 「敗者」が「勝者」に転じるとき 
家臣たちはどこに魅かれたのか
野村敏雄
p30
特集1 男の度量、ここにあり 立花宗茂と島津義弘 「敗者」が「勝者」に転じるとき 
コラム 二人をとりまく家庭環境

p34
特集1 男の度量、ここにあり 立花宗茂と島津義弘 「敗者」が「勝者」に転じるとき 
立花宗茂 慶長五年(一六〇〇)・関ケ原合戦 その愚直さが家康の心を揺さぶった
八尋舜右
p36
特集1 男の度量、ここにあり 立花宗茂と島津義弘 「敗者」が「勝者」に転じるとき 
島津義弘 慶長五年(一六〇〇)・関ケ原合戦 思考は複雑に、決断は単純に
嶋津義忠
p40
特集1 男の度量、ここにあり 立花宗茂と島津義弘 「敗者」が「勝者」に転じるとき 
カオス理論が読み解く「敗者」と「勝者」
石井威望
p44
特集1 男の度量、ここにあり 立花宗茂と島津義弘 「敗者」が「勝者」に転じるとき 
対談 海洋的思想が育んだ自立精神
童門冬二 川勝平太
p48
特集1 男の度量、ここにあり 立花宗茂と島津義弘 「敗者」が「勝者」に転じるとき 
知るための本

p55
あの日は晴れ? それとも雨? 天気図で見る幕末・維新
第1回 龍馬暗殺 慶応三年一一月一五日・京都
小野寺健太郎
p56
ワンショットクイズ その時歴史が動いた
秀吉・家康、たった一度の直接対決

p58
謎に迫る
浦島太郎は武内宿禰だった!? おとぎ話が語るヤマト建国の真実
関裕二
p60
歴史から未来へのインタビュー
今、仏教の叡智が語りかけるもの
宮坂宥勝
p67
グラフィティ にっぽんの剣豪
1 塚原ト伝
本山賢司
p72
特集2 あの大学は、こんな人が創った 彼らが教育に賭けたもの
あの大学はいつ誕生したのか?

p78
特集2 あの大学は、こんな人が創った 彼らが教育に賭けたもの
二人の大学の祖 新島襄と西園寺公望
藤本義一
p80
特集2 あの大学は、こんな人が創った 彼らが教育に賭けたもの
わが校の顔! 名物創立者16人

p84
特集2 あの大学は、こんな人が創った 彼らが教育に賭けたもの
「不屈の精神」と「独立自尊」 大隈重信と福沢諭吉
鷲田小彌太
p86
特集2 あの大学は、こんな人が創った 彼らが教育に賭けたもの
わが校の顔! 名物創立者16人

p90
特集2 あの大学は、こんな人が創った 彼らが教育に賭けたもの
創立にまつわるあんな話、こんな話
河島順一郎
p92
第二回頑固者賞エッセイ募集・受賞作品発表
「学校」

p95
あかんべえ
37 深川ふね屋不思議ばなし
宮部みゆき
p100
読者参加ページ 私が訪ねた歴史の町

p108
VIDEO&DVD
『プライベート・ライアン』

p112
韓国に「沙也可」の村を訪ねて
秀吉に叛して朝鮮軍で活躍した鉄砲衆のその後
神坂次郎
p116
絵で見る日本の歴史
第二五回 紫式部
河合真如
p122
朝鮮通信使―「誠信の道」を訪ねて
第四回 相ノ島・下関
辛基秀
p124
列車にのって一万四〇〇〇キロ! ある鉄道マンの大陸横断大旅行
最終回 北京、そして帰国 
川口史
p127
日本の城下町
1 岡山県高梁市 備中松山城

p132
歴史街道・ロマンへの扉
76 奈良
鶴田純也
p134
智謀の系譜 平戸松浦藩物語
第十六回 日の岳城
安部譲二
p136
たたずまい・にっぽんの島
12 日間賀島 愛知県
浅井愼平
p141

歴史街道

 「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。