発売日
2003年11月6日
税込価格
628円
(本体価格571円)

歴史街道 2003年12月

吉田兼好と『徒然草』

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歴史街道 2003年12月 歴史街道 2003年12月
表紙のことば
兼好保険
黒鉄ヒロシ
p3
この人に聞く
7
徳川恒孝
p7
One Shot History
復元帆船プリンス・ウィレム、故郷オランダに帰って行く

p12
特集 吉田兼好と『徒然草』 不安な時代を悠々と生きる
人生八十年時代を生きるために
江坂彰
p16
特集 吉田兼好と『徒然草』 不安な時代を悠々と生きる
絵で見る『徒然草』
中村彰彦
p22
特集 吉田兼好と『徒然草』 不安な時代を悠々と生きる
昔を楽しみ、明日に喜びを見出し続けた生涯
長尾剛
p26
特集 吉田兼好と『徒然草』 不安な時代を悠々と生きる
世の中 次の時代を担う者への憧れと嫉妬の狭間で
高橋直樹
p32
特集 吉田兼好と『徒然草』 不安な時代を悠々と生きる
吉田兼好の京都を歩く① 仁和寺周辺
東郷隆
p36
特集 吉田兼好と『徒然草』 不安な時代を悠々と生きる
生き甲斐 いつも変わらぬ「上達の秘訣」、ここにあり
齋藤孝
p38
特集 吉田兼好と『徒然草』 不安な時代を悠々と生きる
コラム1 なぜ女性には辛口なのか

p43
特集 吉田兼好と『徒然草』 不安な時代を悠々と生きる
考え方 「確固たる価値観」を持って身軽に生きる
荻野文子
p44
特集 吉田兼好と『徒然草』 不安な時代を悠々と生きる
吉田兼好の京都を歩く② 嵐山・嵯峨野

p48
特集 吉田兼好と『徒然草』 不安な時代を悠々と生きる
ユーモア 人間の「こそばゆいところ」は今も昔も変わりません
桂文珍
p50
特集 吉田兼好と『徒然草』 不安な時代を悠々と生きる
吉田兼好の京都を歩く③ 少し足を延ばして

p54
特集 吉田兼好と『徒然草』 不安な時代を悠々と生きる
コラム2 その和歌は庶民に人気があった
長尾剛
p56
特集 吉田兼好と『徒然草』 不安な時代を悠々と生きる
知るための本

p58
海軍中佐の戦場こぼれ話
4日本陸軍航空部隊
奥宮正武
p60
DVDで見る昭和と戦争・あの映画、この映画

p62
シリーズ・ヨコから読む日本古代史
終 信仰の力と日本文化の謎
山折哲雄
p68
にっぽんの剣豪
30 愛洲移香斎
本山賢司
p74
特集 明治新時代◎商売繁盛の物語 男たちは、いかにして未知の荒野を切り拓いたか
蟹江一太郎  家族でつくり上げたトマトソース
堀江誠二
p78
特集 明治新時代◎商売繁盛の物語 男たちは、いかにして未知の荒野を切り拓いたか
コラム あんパン・薬に化粧水……新商品あれやこれや
藤谷恵
p83
特集 明治新時代◎商売繁盛の物語 男たちは、いかにして未知の荒野を切り拓いたか
三枝與三郎  「毛糸の伊勢屋」で大ブレイク
森まゆみ
p84
特集 明治新時代◎商売繁盛の物語 男たちは、いかにして未知の荒野を切り拓いたか
御木本幸吉 この手で真珠をつくりたい
松山泰久
p88
長編歴史ミステリー
夢幻花 第十八回
東野圭吾
p94
凡ちゃんの昭和たまさか芸能人生
第24回 フィンガー5大騒動
世志凡太
p102
ルポ・家系図をつくる人々 ルーツ・ヒーリングを探る
第十一回 「ルーツ」をたぐりよせた不思議な縁
平野勝巳
p104
歴史街道図書館 今、読み返したい歴史小説
vol6 『南国太平記』直木三十五著
鷲田小彌太
p110
歴史街道図書館 歴史を映像化する
vol21 狼の巣
辻泰明
p114
三面大黒天が語る豊臣秀吉の合理性
後藤典生
p116
鉄道時代を迎えた日本を現代に伝える町
ちょっとレトロに門司港散歩

p121
歴史街道・ロマンへの扉
107 水都・大阪
鶴田純也
p126
環境と日本人 第1部 一千年の実験都市
第八回 自然の生命を回復させる試み
上之郷利昭
p128
谷沢永一の日本史ヤミ鍋
二八 日本思想史を飾る独創の論理
谷沢永一
p134
第一回 下田歌子賞・エッセイ募集「男らしさ、女らしさ」受賞作発表

p136
第一回 下田歌子賞・エッセイ募集「男らしさ、女らしさ」受賞作発表
審査講評
童門冬二
p140
ふるさとを訪ねて
終 夏目漱石

p141
今日は何の日? 今月の明治・大正史カレンダー

p146
歴史街道12月号 INDEX歴史年表

p146

歴史街道

 「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。