発売日
2003年12月6日
税込価格
628円
(本体価格571円)

歴史街道 2004年1月

日本史で語る「負けるが勝ち」の人間学

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歴史街道 2004年1月 歴史街道 2004年1月
表紙のことば
勝負山VS負勝山
黒鉄ヒロシ
p3
この人に聞く
8
幸田真音
p7
One Shot History
さらば平成咸臨丸 新たな活躍の舞台はマレーシア
堀江誠二
p12
特集 日本史で語る「負けるが勝ち」の人間学
対談 信長、秀吉、家康 二歩下がって三歩進む生き方
童門冬二 渡部昇一
p16
特集 日本史で語る「負けるが勝ち」の人間学
孫子が語る勝利の哲学一

p24
特集 日本史で語る「負けるが勝ち」の人間学
武田信玄 百パーセントの勝利は次の敗北を呼ぶ
火坂雅志
p26
特集 日本史で語る「負けるが勝ち」の人間学
孫子が語る勝利の哲学二

p30
特集 日本史で語る「負けるが勝ち」の人間学
光仁天皇 野心を隠して敵愾心を削ぐ
千田稔
p32
特集 日本史で語る「負けるが勝ち」の人間学
コラム1 負けて名を残したあの人、この人

p36
特集 日本史で語る「負けるが勝ち」の人間学
上杉鷹山 耐えて待って、一気に藩政改革
青山?
p38
特集 日本史で語る「負けるが勝ち」の人間学
福沢諭吉 時局を見て軌道修正する勇気
田中真澄
p44
特集 日本史で語る「負けるが勝ち」の人間学
コラム2 雌伏の刻を持たずして「大西郷」はなし

p48
特集 日本史で語る「負けるが勝ち」の人間学
損して得とる戦略・戦術――三井・住友・三菱の幕末維新――
神木哲男
p50
特集 日本史で語る「負けるが勝ち」の人間学
コラム3 人生を元気づけてくれる言葉

p56
海軍中佐の戦場こぼれ話
5 旧陸・海軍大学校の教育
奥宮正武
p58
謎に迫る
「鶴の恩返し」に秘められたヤマト建国の悲劇
関裕二
p60
光と影の織りなす美しさを求めて…影絵作家・藤城清治の六十年
藤城清治
p68
にっぽんの剣豪
31 夢想権之助
本山賢司
p74
特集 外国人が見た「最後のサムライ」たち
榎本武揚の理想に血をたぎらせたフランス将校・ブリュネ
佐々木譲
p78
特集 外国人が見た「最後のサムライ」たち
会津藩士になりたかったプロシャ人・スネル兄弟
中村彰彦
p84
特集 外国人が見た「最後のサムライ」たち
ビジュアル・データ 戊辰戦争と西洋人たちの軌跡

p89
特集 外国人が見た「最後のサムライ」たち
ヨーロッパ外交官たちの「観察日記」
桐野作人
p90
長編歴史ミステリー
夢幻花 第十九回
東野圭吾
p96
凡ちゃんの昭和たまさか芸能人生
第25回 勝新太郎さんに三味線を習う
世志凡太
p104
歴史街道図書館 今、読み返したい歴史小説
vol7『蛇姫様』川口松太郎著
鷲田小彌太
p112
歴史街道図書館 歴史を映像化する
vol22 原点
辻泰明
p116
平賀源内は、空海と並ぶ「万能型天才」だった!
夢枕獏
p118
谷沢永一の日本史ヤミ鍋
二九 仏様のようなロボット
谷沢永一
p124
日本人は「古武術走法」で速く走れる
多田容子
p126
日本の魚 旬の味わい
第一回 鮭
吉野慈治
p131
歴史街道・ロマンへの扉
108 春日山原始林
鶴田純也
p132
環境と日本人 第1部 一千年の実験都市
第九回 「生命の水」をいかに守るか
上之郷利昭
p134
アジア・心の旅
1 タイ・スコータイ
中塚裕
p141
今日は何の日? 今月の明治・大正史カレンダー

p146
歴史街道1月号 INDEX歴史年表

p146

歴史街道

 「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。