発売日
2004年10月6日
税込価格
628円
(本体価格571円)

歴史街道 2004年11月

連合艦隊・最後の司令長官 海軍中将・小澤治三郎

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歴史街道 2004年11月 歴史街道 2004年11月
表紙のことば
悩ンデルタール原人
黒鉄ヒロシ
p3
この人に聞く
18
山田洋次
p7
特集 連合艦隊・最後の司令長官 海軍中将・小澤治三郎 マリアナ、レイテから六十年――逃げない生き方
類希なる先見性と思考を持った「悲運の提督」
吉田俊雄
p14
特集 連合艦隊・最後の司令長官 海軍中将・小澤治三郎 マリアナ、レイテから六十年――逃げない生き方
小澤治三郎とその時代

p20
特集 連合艦隊・最後の司令長官 海軍中将・小澤治三郎 マリアナ、レイテから六十年――逃げない生き方
人生を決めた前線からの手紙
八尋舜右
p22
特集 連合艦隊・最後の司令長官 海軍中将・小澤治三郎 マリアナ、レイテから六十年――逃げない生き方
陸軍の将兵を感激させた即断即決
青山?
p26
特集 連合艦隊・最後の司令長官 海軍中将・小澤治三郎 マリアナ、レイテから六十年――逃げない生き方
「機動部隊の生みの親」が抱き続けた思い――ミッドウェーとラバウル
江宮隆之
p30
特集 連合艦隊・最後の司令長官 海軍中将・小澤治三郎 マリアナ、レイテから六十年――逃げない生き方
なぜ「アウトレンジ戦法」を選んだのか――マリアナ沖海戦の決断
戸高一成
p34
特集 連合艦隊・最後の司令長官 海軍中将・小澤治三郎 マリアナ、レイテから六十年――逃げない生き方
ビジュアルデータ 史上最大の航空決戦マリアナ沖海戦

p38
特集 連合艦隊・最後の司令長官 海軍中将・小澤治三郎 マリアナ、レイテから六十年――逃げない生き方
私が囮になりましょう レイテ沖海戦の無念
秋月達郎
p40
特集 連合艦隊・最後の司令長官 海軍中将・小澤治三郎 マリアナ、レイテから六十年――逃げない生き方
ビジュアルデータ 日本海軍最後の大作戦レイテ沖海戦

p46
特集 連合艦隊・最後の司令長官 海軍中将・小澤治三郎 マリアナ、レイテから六十年――逃げない生き方
海軍の幕引きは、この人以外になし
保阪正康
p48
特集 連合艦隊・最後の司令長官 海軍中将・小澤治三郎 マリアナ、レイテから六十年――逃げない生き方
崩れ行く連合艦隊を「矢矧」艦橋で体験して マリアナ、レイテ、沖縄特攻
池田武邦
p52
谷沢永一の日本史ヤミ鍋
三九 遊郭は離婚の防波堤であった
谷沢永一
p60
別府温泉を世界に知らしめた男・油屋熊八
藤谷恵
p62
にっぽんの剣豪
40 柳生宗矩
本山賢司
p68
短期集中連載 仏教と日本人の一五〇〇年
第二回 法然と鎌倉時代の仏教者たち
ひろさちや
p70
特別企画 鍋島直茂と直正 佐賀藩三百年の歴史が語るもの
動乱の時代を生き抜いた「常温の姿勢」
童門冬二
p78
特別企画 鍋島直茂と直正 佐賀藩三百年の歴史が語るもの
『葉隠』研究に生涯を捧げたある明治人

p84
特別企画 鍋島直茂と直正 佐賀藩三百年の歴史が語るもの
よみがえった佐賀城本丸御殿

p86
特別企画 鍋島直茂と直正 佐賀藩三百年の歴史が語るもの
葉隠の里を歩く

p88
今日われ生きてあり 特攻隊員たちへの鎮魂歌
第六回 空の神兵
神坂次郎
p94
短期集中連載 対談 中国から見た日本
4 文化大革命と宮沢賢治
足立原貫 王敏
p100
日本の魚 旬の味わい
第十一回 秋刀魚
吉野慈治
p107
歴史街道図書館 今、読み返したい歴史小説
Vol17『半七捕物帳』岡本綺堂著
鷲田小彌太
p110
対談 山本博文教授の江戸学講座
4 奥女中の日常生活
宮部みゆき 山本博文
p115
環境と日本人 第一部 二千年の実験都市
最終回 ハウステンボスが日本の未来に示唆するもの
上之郷利昭
p122
江坂彰の『つれづれ草』
4 名こと惜しけれ
江坂彰
p128
歴史街道・ロマンへの扉
118 桜井・天理
鶴田純也
p134
船の日本史
第4回 室町時代の船・遣明船
谷井成章
p136
芭蕉への旅
第五回 義仲寺
浅井愼平
p141

歴史街道

 「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。