■使用方法
 ⇒ 書籍詳細情報へ
以下のファイルには、紙幅の都合上、または難易度の関係上、本には掲載しきれなかった問題が載せてあります。
この問題集は実際に生徒に解かせて効果を確かめながら使用してきた教材をもとにしていますので、暗算の実力がある程度ついてきた生徒に最良のテキストと思います。
ご自由にダウンロード、プリントアウトしてお使いください。
このWEB版の問題集については個人的な使用だけではなく、学校の先生が、進度が速い生徒に補助教材としてお使いになることや、個人的な塾で生徒にご使用になることも可とします。
■本書との対応
大本となる解法については本をご参照ください。
ただしいくつかの注意点があります。
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暗算は問題ごとに自分でどのツールを使うかを判断しなければなりませんので、完全に書籍と1対1対応したドリルではありません。ただし、大雑把にいえば同じような傾向の問題を同一の章に配列しました。既知の手法の訓練にもなり、かつ自分で工夫する余地も残した構成にしてあります。
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暗算に取り組むには、自分で工夫しながら、徐々にタイムを上げていくことが励みになります。そこで、各ファイルごとに「標準時間」と「速い時間」が設定してあります。「標準時間」は、各章ごとに、かなりそれらの暗算に慣れてきた人が最終的な目標とすべきタイムを設定してあります。
「速い時間」は、私が校正する際に、自分自身で暗算し答だけを筆記する方法で計測したタイムを10秒以下は切り上げて示してあります(5分以上のものは1分単位で切り上げてあります)。このタイムはかなり暗算のできる人(そろばんなどの特殊技巧を知っている人はもっと速い可能性があります)が目標とすべきタイムであって、初心の方は無理に思えるかもしれませんが、頭の回転の速い子どもではもっと速い人もいます。
タイムは個人差が大きいのであくまでも目安にとどめてください。
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後半にはところどころ、「とても暗算ではできないや」と多くの方が思われるような問題も混ざっていますが、実は工夫によって意外に簡単に解けたりもします(もちろん強引に解く問題も混ざっています)。ぜひそのような工夫をなさってみてください。
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比、正負の数、展開の各項目については、書籍ではほとんど扱っていませんが、全体の流れとして暗算力を身につけるためには大切なところですのであえて入れてあります。
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栗田哲也 |