現代の職人
発売日
2019年04月15日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-84290-5

現代の職人
質を極める生き方、働き方

著者 早坂隆著 《ノンフィクション作家》
税込価格 946円(本体価格860円)
内容 日本酒、魔鏡、甲冑、火箸風鈴……世界を魅了する日本の匠の凄さがわかる! ものづくりを未来につなぐ「平成の匠」を全国に訪ねる。



 「働く」という行為は、人間にとって何なのであろう。金を稼ぐ行為と言い切ってしまえばそれまでかもしれないが、「それだけではない」と感じる人も多いのではないか――(序章より)。様々な仕事がパソコンやスマートフォンの画面上で行われ、やがてAIが人間の職業を代替する、といわれる現代。そんな中で、日本の職人の手による甲冑や陶器、酒などが世界の人びとを惹き付けてやまないのはなぜなのか。もう一度、ものづくりの原点へ。そして働くこと、生きることの原点へ。著者を全国の匠たちの現場に向かわせたものとは何だったのか、ぜひ発見していただきたい。【本書に登場する職人文化(都道府県)】(1)加賀友禅(石川県) (2)江戸切子(東京都) (3)南部杜氏(岩手県) (4)魔鏡(京都府) (5)パイプ(東京都) (6)宮島彫り(広島県) (7)甲冑(東京都) (8)明珍火箸(兵庫県) (9)大島紬(鹿児島県) (10)大堀相馬焼(福島県) (11)高千穂神楽面(宮崎県)