書籍

- 発売日
- 2003年03月20日
- 判 型
- A5判並製
- ISBN
- 978-4-569-62499-0
ケインズの『一般理論』を読む
著者 | 入江雄吉著 《エコノミスト》 |
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主な著作 | 『「経済学」の基本がわかる本』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,430円(本体価格1,300円) |
内容 | 経済学の基本中の基本といわれるケインズの『雇用、利子および貨幣の一般理論』(いわゆる一般理論)を図解と具体例でやさしく解説。 |
経済学を学ぶ人が必ず目を通さなければならない必読書といえば、ケインズの『雇用・利子および貨幣の一般理論』であろう。1936年に発表されたこの本は、まさに近代経済学の礎ともなる本であり、彼の理論は「ケインズ革命」とまで称された。その哲学は、いまでもケインジアンといわれる人々によって脈々と受け継がれている。
本書は、とかく難解といわれるケインズの『一般理論』を、大学生でも理解できるようやさしく解説している。特にそのエッセンスである乗数理論、有効需要、所得速度、消費性向、流動性選好などの概念を、落語のたとえ話を用いたりして工夫している。
本書のもう一つの大きな特徴は、ケインズ理論の誤解を解くことにある。いまや各国で行なわれている金利操作だが、なぜ史上空前の低金利でも日本の景気は浮揚しないのか。また公共投資もそれほど効果がないのか。実は『一般理論』をよく読めばちゃんと答えが書いてあるのである。
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