書籍

- 発売日
- 2000年06月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57421-9
立花宗茂
秀吉が天下無双と讃えた戦国武将
著者 | 八尋舜右著 《作家》 |
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税込価格 | 968円(本体価格880円) |
内容 | 秀吉から「天下無双の勇士」と讃えられた筑後柳河十三万石の領主・立花宗茂。武勇人にして清廉な為政者であった武将の生涯を綴る力作。 |
筑後柳河十三万石の領主立花宗茂を描く長編小説。秀吉をして「鎮西一の忠勇、天下無双の勇士なり」といわしめた宗茂の生涯は、戦っては義戦多く、常に寡兵をもって大軍を破り、その生きざまは信義一筋、まことに誠実・清廉なものであった。これは実父高橋紹運、養父立花道雪という両父の高潔な生き方を範としており、ゆえに本編は、この三人の父子像が中心のテーマとなっている。
ともに大友家の加判衆であった両父は、当主宗麟を守り立てる立場にある。たとえ非道な仕打ちにあったとしても、決して当主を見放さず、己の運命として受けとめ、恥じることのない生涯を終えるのである。この愚直なまでの廉潔な生き方を、著者は現今の知的ノウハウ重視の風潮に対するアンチテーゼとして提示、また自立する女性として描かれる妻ぎん千代と宗茂との葛藤も、今日的なテーマとして見事に描出している。
現代人の心を癒し、人間の温もりをほのぼのとつたえる力作である。
※2021年9月に価格変更しました
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