書籍

- 発売日
- 2001年10月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57636-7
人はなぜ他人の失敗がうれしいのか
著者 | 樺 旦純著 《思考心理学者、評論家》 |
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主な著作 | 『うっとうしい気分を変える本』(PHP研究所) |
税込価格 | 524円(本体価格476円) |
内容 | 失敗を人のせいにする、出世のために人を蹴落とす……こうした人間心理に潜むものとは。厳しい競争社会を生き抜くための人間関係講座。 |
同僚が仕事で失敗をして、上司から怒られている。そんな時、気の毒に思いながらもなぜだか楽しげな自分を見つけ、ハッとしたという経験はないだろうか。
「他人の不幸は蜜の味」というが、表面は同情して見せても、実は心のどこかでニヤリとほくそ笑む自分には、いったいどんな深層心理が働いているのだろう。そんな建て前に隠された人間の本音を明らかにしてみよう、というのが本書の狙いだ。
例えば、他人の失敗を喜ぶ深層心理には、他者への攻撃行動が潜んでいるのだという。だが実際には暴力的な攻撃は加えられないから、相手の精神的苦痛を認識することで、いい気味だというネガティブな反応となるのだそうだ。
特に欲求不満や葛藤を抱いている人ほど攻撃行動が極端に出るらしく、イライラしやすい人や我慢強さに欠けると自覚する人は、ケンカを売ったり、反感を買い、余計なトラブルを招かないようにと注意する。
人づきあいが苦痛という人にぜひ勧めたい一冊だ。
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