書籍

- 発売日
- 2003年05月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57954-2
小村寿太郎とその時代
著者 | 岡崎久彦著 《元駐タイ大使、岡崎研究所所長》 |
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主な著作 | 『陸奥宗光とその時代』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,005円(本体価格914円) |
内容 | 明治維新から日清・日露戦争を経て世界の頂点にたどり着いた日本。その間の外交を一手に担った外交官の生涯を通して近代日本を考える。 |
明治維新から日清・日露戦争を経て、「世界の一等国」の仲間入りを果たした日本。イギリスとの条約改正を成功させ、三国干渉を素早く収拾するなど、近代日本の外交の礎を創り上げたのが陸奥宗光ならば、日本の存在をさらに押し上げたのは、陸奥宗光に見出された、この小村寿太郎であるといってよいであろう。
英米の力を背景にロシアに対抗し、その後、日本独自の大陸進出を目指した小村であったが……。小村が負わされた外交は、必ずしも順風の中での外交ではなかったのである。本書は、興隆期日本の命運を背負った小村の生涯と日本の近代化の過程を、あくまで客観的に描いた、力作評伝であり、近代史の研究書でもある。
小村がこの世を去ったのは明治44年11月のこと。翌年、明治天皇は崩御し大正時代を迎える。明治日本の外交を担った男に運命的な何かを感じるのは、著者だけではないだろう。
著者のライフワーク「外交官とその時代」シリーズの第二弾。
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