書籍

- 発売日
- 1998年07月09日
- 判 型
- A5判上製
- ISBN
- 978-4-569-60180-9
大東亜戦争の実相
著者 | 瀬島龍三著 《伊藤忠商事特別顧問》 |
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主な著作 | 『幾山河』(産経新聞社) |
税込価格 | 1,781円(本体価格1,619円) |
内容 | なぜ日本は大東亜戦争を戦うことになったのか。当時の日本人の苦悩に満ちた選択を描き、「自存自衛の受動戦争」という立場から世紀の戦争を振り返る。 |
日本は今、国家興廃の危機を迎えている。人々の精神の活力は失われており、繁栄もここまでか。本書では、大東亜戦争に向かう存亡の危機にあって、日本人が守り抜こうとしたものを見出し、今、我々が継承すべき志と精神を明らかにする。近代日本の戦いの意味とは何だったのか。著者は「日清・日露戦争は日本の国防上極めて重要な朝鮮半島での問題から発展した戦争、満州事変はポーツマス講和条約に基づく満州における我国の権益の保存、支那事変は満州国の安全と保衛のため、大東亜戦争は自存自衛の戦争であった」としている。さらに、この戦争の教訓として「賢明さを欠いた日本の大陸政策」「早期終結を図れなかった支那事変」「時代に適応しなくなった旧憲法下の国家運営能力」「軍事が政治に優先した国家体制」「国防方針の分裂」「的確さを欠いた戦局洞察」「実現に至らなかった首脳会談」と述べる。苦悩する近代日本を浮き彫りにした著者渾身の力作。
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