ひと言の魅力
発売日
1998年08月26日
判 型
新書判上製
ISBN
978-4-569-60240-0

ひと言の魅力
周りが笑顔で一杯になる107の話

著者 金平敬之助著 《スミセイ・リース相談役》
主な著作 ひと言のちがい』(PHP研究所)
税込価格 1,205円(本体価格1,095円)
内容 ちょっとしたひと言で、人は勇気づけられ、なぐさめられ、時に転機を迎える。日常の中のそんな温もりあるひと言を紹介する好評第3弾。



 「キミ、すごいね!」たったひと言で、人は勇気づけられ、笑顔が生まれ、時に転機を迎えることすらある。本書は日常の中の温もりあるひと言を紹介する。歌手のアグネス・チャンもひと言で救われている。二人目の子どもができて米国留学をあきらめかけた時、ある女性教授から励まされる。「女性が妊娠するのは自然なことです。子どもをいいわけにするのはやめなさい」。そして、教授は「あなたなら、できる」を繰り返した。この言葉のおかげで、彼女は無事スタンフォード大学を卒業できたという。また、作家の三浦綾子さんは、終戦直後、結核で療養生活を送っていた。入院中に、洗礼を受けた。その時の牧師さんの言葉を、三浦さんは生涯忘れないという。牧師さんは彼女をじっと見て、はっきりした口調で言われた。「必ず治りますよ」。このひと言は、前途を悲観していた三浦さんの心に響き、彼女を支える言葉になったという。相手を思う優しさに満ちた珠玉の107話。