「三国志」人物小事典
発売日
1998年12月16日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-60392-6

物語の面白さが倍増する
「三国志」人物小事典

著者 村石利夫著 《作家》
税込価格 1,415円(本体価格1,286円)
内容 「三国志」の登場人物の詳しいプロフィールで、人間関係が一目瞭然。人間学の宝庫である中国古典ファン待望の人物データ集。



 『三国志演義』は中国の物語であるが、日本でも古くは講談として、現代では吉川英治の小説、横山光輝の漫画、人形劇、ゲームソフトとして親しまれ続けている。なぜ、このように人気が衰えないのか。やはり、登場人物たちに魅力があるのだろう。諸葛孔明、劉備、関羽、張操、孫権、司馬仲達……いずれもいまから約1800年前??日本では卑弥呼の生きた時代の人物でありながら、じつにリアリティがあり色あせない。 本書では、『三国志演義』の主要な登場人物65人にスポットを当て、その人間的魅力の伝わってくるエピソードを紹介することで、『演義』に描かれた人物像がより理解できるよう解説している。また、物語中の主要な地名や、役職名の解説も付記している。『演義』の翻訳本を読んでいる人にも、漫画の『三国志』を楽しんでいる人にも、ゲームソフトの『三国志』にはまっている人にも活用できる、ハンディーサイズのサブテキストだ。