八四航空艦隊 3
発売日
1999年03月16日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-60573-9

八四航空艦隊 3
史上最大の空母部隊出撃す

著者 馬場祥弘著 《作家》
主な著作 『超戦艦「大和」出撃す』(祥伝社)
税込価格 964円(本体価格876円)
内容 八四航空艦隊は昭和17年6月14日、第二回真珠湾攻撃を敢行、大勝利を収めた後、ミッドウェー制圧へと向かった。当シリーズ堂々の完結編。



 戦艦伊勢と日向の空母への改装が完成した。連合艦隊司令長官山本五十六は、八四航空艦隊を第二次真珠湾攻撃に向かわせる決意を固めた。珊瑚海に出撃している第一航空艦隊(司令長官南雲忠一、旗艦赤城)はトラック泊地への帰還を命ぜられる。ソロモン海で米・豪の航空隊に襲われるが熾烈な航空戦の下、空母を一隻も失うことなく脱出することができた。八四航空艦隊とは正規空母八隻、改装空母四隻から成る史上最大にして最強の空母部隊で二航空艦隊編成となる。第一航空艦隊は旗艦赤城以下妙義、瑞鳳、祥鳳、隼鷹、飛鷹、翔鶴、瑞鶴の計八隻。第二航空艦隊の司令長官は小沢治三郎。旗艦伊勢以下日向、飛龍、蒼龍の計四隻が所属する。マーシャル諸島、ロンゴラップ環礁で合流した連合航空艦隊は一路真珠湾を目指す。真珠湾を壊滅させ、戦艦ペンシルヴァニア、ネヴァダを撃沈し、ハワイ諸島を制圧した後、ミッドウェイを破壊、今アメリカ西海岸への進攻が始まった。