「知」のスピードが壁を破る
発売日
1999年12月15日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-60731-3

「知」のスピードが壁を破る
進化しつづける組織の創造

著者 平尾誠二著 《ラグビー日本代表監督》
主な著作 『勝者のシステム』(講談社)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 チームに対する強い意識を持て、シンキングスピードが相手を制す。弱体化した日本ラグビーを闘う組織、選手に改革した理論のすべて!



 ボロボロのラグビー日本代表チームを「闘う集団」に変えた組織論、人材育成論のすべて。 約三年前、監督に就任した著者。しかし、代表選手にはやる気もなく、正しいパスの仕方も知らなかった。そこから著者の闘いの日々が始まった。 まず、データを使って選手の自発性を高めた。著者の指導論は従来の日本型チームプレーに個人を当てはめるのではなく、自ら考え、判断する選手を育て、どんな状況をも突破する選手を育てることにある。 これはスポーツの話のみならず、現在の日本企業の失速も、自発性が乏しく新しいものを創造することが出来ないからだと言う。 著者のリーダー論は、あらゆる指導論と一線を画す。 例えば、
●コーチは「伝統継承型」から「知識創造型」へ 
●ミスをカバーするのではない。ミスしないのがチームワーク 
●情報は、選手を伸ばすためにある等々。 また、ワールドカップは進化へのステップであると断言する。 ビジネスマン、管理職必読の一冊!