鈴木敏文 経営を語る
発売日
2000年04月11日
判 型
B6判変型上製
ISBN
978-4-569-61080-1

鈴木敏文 経営を語る

著者 江口克彦著 《PHP研究所副社長》
主な著作 人間大事の哲学』、『人徳経営のすすめ』(PHP研究所)
税込価格 1,210円(本体価格1,100円)
内容 不況と構造変革の嵐の中で、成長を続けるセブン?イレブン。強さの秘訣とは何か。決断のスピード、時代を読む目等、鈴木敏文が経営の極意を一人語りする。



 産業構造の大変革の嵐が吹き荒れる中、セブン?イレブンとイトーヨーカ堂は確実に勝ち続けている。その「商い」の秘訣とはなにか。

 本書では、イトーヨーカドー・グループ代表である鈴木敏文氏が、自らの実践経営哲学と戦略を語り尽くす。

 鈴木式経営の極意としては「お客様のニーズへの変化対応」「即断即決のスピード経営」「自己責任のリーダーシップ」が挙げられる。この信念を元にした具体的な実践として、「マーケットから『生』の情報を仕入れる」「切り口を変えて同じことを何度も話す」「在庫を減らして売れ筋を見極める」「同業者と比較せず、自社の経営だけを着実に」「肯定の否定、否定の肯定」「本業に続くものを事業化する」「朝令暮改でつねに決定の見直しを」「ジャズバンド方式で一気に解決」「現場や末端からも積極的に情報収集」「自分の提案は自分で責任を取る」などの例を語っていく。

 IT時代における経営の基本がわかる本。