書籍

- 発売日
- 2000年05月22日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-61117-4
日英同盟
同盟の選択と国家の盛衰
著者 | 平間洋一著 《常盤大学教授、筑波大学講師》 |
---|---|
主な著作 | 『第一次世界大戦と日本海軍』(慶應大学出版会) |
税込価格 | 726円(本体価格660円) |
内容 | 何が日露戦争の勝利と大正デモクラシーをもたらしたのか。戦前日本の命運を左右した同盟選択の歴史を描きつつ、同盟のあり方を考える。 |
日露戦争の勝利、議会民主主義の実現など、明治日本はイギリスとの同盟により、念願の列強入りを果たしてゆく。しかし、やがて結ばれるドイツとの連盟は、日本を破滅の道へと追い込む。国家の盛衰は同盟国の選択によって決せられるのか?
本書は元海上自衛官、軍事外交史の研究家である著者が、近代史を辿りながら、日本は海洋国家との同盟で栄え、大陸国家との同盟で荒廃を招いた史実を検証している。
第1章は、日英同盟がいかに締結されたか。第2章では、日露戦争の勝利。第3章では第一次大戦と日本の対応。第4章、離反する日英両国。第5章、日英同盟崩壊の要因。第6章、第二次大戦への序曲、第7章、日英同盟に学ぶ日本の針路……となっている。日英同盟崩壊による日本の悲劇を教訓に、21世紀の日本、米国、中国の関係はいかにあるべきかまでを視座に入れた内容である。
わが国の外交政策決定に一石を投じる書である。
オンライン書店で購入する
※書店によって在庫の無い場合やお取り扱いの無い場合がありますので、ご了承ください。
※詳しい購入方法は、各オンライン書店のサイトにてご確認ください。
書店の在庫をみる
※新刊は、おおむね発売日の2日後に店頭に並びます
広告PR