祭の一句
発売日
2000年07月13日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-61137-2

祭の一句

著者 黛 まどか
三重県俳句協会編
主な著作 道の一句』(PHP研究所)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 三重県の公募句集・第5弾。「祭」をテーマに全国から集まった俳句の中から優秀作品を選び、5000句を本書に掲載する。



 三重県が「俳句のくにづくり」の一環として全国俳句募集を行なうようになって早五年。これまで「海の一句」「旅の一句」「花の一句」「道の一句」を募り、今や毎年二十万もの句が寄せられる全国規模のイベントとして定着している。本書は第五弾「祭の一句」として昨年募集し、寄せられた応募句の中から受賞作品と、選考の結果次点となった五千句あまりの作品を収録した合同句集である。黛まどか氏が選者をつとめる祭部門のほか、今回は特別に、三重にちなんだ「熊野古道・伊勢路」部門、また雑詠部門を設け、三重県俳句協会が選を担当している。また、女流俳人が「祭」にちなんだ新句を作り、句集に彩を添えている。応募者は、幼児から、俳句を趣味としているお年寄まで。本は「一般」「学生」に分かれて掲載されているが、第五回はとくに小・中学生の応募が目立ったという。若い世代の初々しい感性、故郷の祭への懐かしい思い、日本語のよさを再確認する一冊。