道の一句
発売日
1999年05月21日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-60605-7

道の一句

著者 黛 まどか編 《俳人》
三重県俳句協会編
主な著作 花ごろも』(PHP研究所)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 “俳句のくに・三重”の恒例企画となった全国俳句募集。本年は「道」をテーマに寄せられた20万余句から選ばれた優秀作品を掲載。編者解説付。



 三重県の恒例イベントとなった全国俳句募集。平成八年度の「海の一句」「旅の一句」、平成九年度の「花の一句」に続き、平成十年度は「道の一句」を募集、全国から20万4662句が集まった。本書は、その中から最終選考に残った優秀作品5,600句を選び出し、一冊にまとめたもの。 三重県は、俳聖・松尾芭蕉のふるさととして「俳句のくにづくり」を進めてきており、一環して始めたのがこの俳句募集。年々応募者が増え、今や全国でもあまり例を見ない規模となった。初年度にまとめた合同句集が好評だったことから、毎年一冊にまとめるのも恒例となっている。 選者は、“本物の俳句は、大衆の中から生まれる”と考え、様々な俳句募集にも積極的に関わる俳人・黛まどか氏。また「道の一句」以外に雑詠部門もあり、こちらは三重県俳句協会が選を行っている。 同じ「道」でも、人のとらえ方は様々。幼児から高齢者まで、幅広い層が挑戦している。