愛の論理
発売日
2000年07月06日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-61217-1

愛の論理
私たちは、どこまで愛せばゆるされるのか

著者 飯田史彦著 《福島大学経済学部助教授》
主な著作 生きがいの創造』(PHP研究所)
税込価格 1,760円(本体価格1,600円)
内容 なぜ私たちは「納得できない愛」を生きなければならないのか。自分の愛を信じ切れず「孤独の牢獄」にとらわれているあなた。真実の愛を見出すために本書を開いて下さい。



 「愛」とはいったいどのようなものか――本書は、人間の宿命ともいえる、この根本的な疑問に、真正面から堂々と取り組み、わかりやすく、納得のできる解答を導き出そうとしている。

 第1章 「愛」とは何か、第2章 「愛」をめぐる論点、第3章 愛の諸側面では、宗教・哲学・医学・心理学など、多様な分野にわたる古今東西の70冊以上にのぼる「愛」の論考に触れ、それらの要点・論点をわかりやすく整理している。そして最後の章ではそれまでの考察をふまえながら著者の「愛の成熟適応理論」を提示し、疑問にはっきりと答えている。本書は著者が「愛」について考えたことを思うままに綴ったエッセイ集ではない。過去2000年間にわたる各界の専門家たちによる膨大な「愛」の研究の成果を整理統合したものである。「納得できない愛」を生きているあなたへ、ベストセラー「生きがい論」シリーズの著者が贈る、21世紀に向けた新たな「愛」のバイブルである。