書籍
- 発売日
- 2001年01月10日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-61457-1
学力再建
わが子、そして日本の未来のために
著者 | 和田秀樹著 《精神科医》 |
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主な著作 | 『学力崩壊』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,430円(本体価格1,300円) |
内容 | 日本の子供たちの「学力低下」を、このまま見過ごしていいのか。わが国の教育崩壊に警鐘を鳴らし続けてきた著者による渾身の評論集。 |
意外に報じられていないことだが、昨年(2000年)の4月に、主要八カ国(G8)教育大臣会合、いわゆる「教育サミット」が東京で開かれた。同会合の議長サマリーには「労働市場で求められる技能レベルは高く、すべての社会は教育レベルの向上という議題に直面している」とあり、「学生の学力向上」「成績や学力をモニターし、比較するための指標を開発すること」が盛り込まれている。
ひるがえって、わが国の文部行政が目指している方向はといえば、教科学習、ペーパーテストを削減したうえでの「生きる力」の追求だという。これは少なくとも、諸外国の方向性とはまったく逆だ。他の先進国は学力向上を目指しているのに対して、わが国だけが外国の過去の失敗例を導入しようとしているのだ。
著者は「このまま行けば、日本の教育は世界の孤児になる」と警告する。近年のわが国における学力低下問題に警鐘を鳴らし続けてきた著者による渾身の評論集。
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