書籍
- 発売日
- 2001年06月20日
- 判 型
- A5判上製
- ISBN
- 978-4-569-61650-6
世界でいちばん住みたい島
風の島カオハガンに楽園を創る
| 著者 | 崎山克彦著 《NGO「南の島から」代表》 熊切圭介写真 |
|---|---|
| 主な著作 | 『何もなくて豊かな島』(新潮社) |
| 税込価格 | 2,200円(本体価格2,000円) |
| 内容 | セブ島沖の小島のオーナーになって10年。悪戦苦闘しながら創りあげてきたカオハガン島の「国づくり」の過程を美しい写真とともに紹介する。 |
カオハガン島はフィリピンのセブ島沖に浮かぶ周囲2kmの小島だ。1987年、何かの「縁」があって、崎山氏は当時売りに出ていたカオハガン島を、何の躊躇もなく、何の目的もなく手に入れてしまった。本書は崎山氏の十年にわたる「国づくり」の記録を文章と写真でまとめたものである。
電気も水道もない一見不便な暮らし。不十分な医療体制と教育。わたしたちに当たり前のものは何ひとつない。なのに島民たちの幸せそうな顔はどうだろう! 崎山氏は“何もなくて豊かな”島の現状を守り、その一方で近代的な豊かさを少しずつ取り入れていこうとする。その苦労を語りつつ、人間が人間らしく、ほんとうの豊かさを手に入れるためにはどうすればいいのかを自問し、われわれに問いかける。約400人の島民とともに創っていく小さな国のようなカオハガン島。その十年のプロセスがしっとりとした文章と美しいカラー写真できめこまかに描写されている。
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