聖書がわかればアメリカが読める
発売日
2001年09月12日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-61692-6

聖書がわかればアメリカが読める

著者 鹿嶋春平太著 《明治学院大学経済学部教授、宗教社会学者》
主な著作 『聖書の論理が世界を動かす』(新潮社)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 アメリカ、アメリカ人を理解するには聖書を抜きには語れない。本書は、「自由」をキーワードにアメリカの精神を捉え、解説する。



 21世紀になっても、なお、日本人はアメリカ人をきちんと理解できないでいる。そもそも、アメリカとはどんな国なのか。アメリカ人はどういう価値観をもっているのか。

 堂々たる政治・経済・軍事大国、彼らの底抜けの明るさ、溢れんばかりのボランティア精神……、そのパワーの裏には、じつは、「アメリカ魂」、そしてそれを生み出す「聖書の論理」があった。本書は、そうしたアメリカン・パワーの根幹を徹底的に解き明かすものである。

 具体的には、「アメリカ人の意識の根底をなす第三の層とは?」「アメリカ人は日本人を差別しているのか」「マイクロソフト社の独占はなぜ許されないのか」「アメリカには陰のアソシエーションが存在する」「クリントンからブッシュへの外交政策転換が見えてくる」など、興味深い項目が並ぶ。

 今やこの国の精神的基盤なり核心を知ることは、日本人に必須のことである。彼の国の本質を押さえた待望の一冊。