永遠なれ、日本
発売日
2001年07月19日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-61701-5

永遠なれ、日本
元総理と都知事の語り合い

著者 中曽根康弘
石原慎太郎
主な著作 二十一世紀 日本の国家戦略』(PHP研究所)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 この国が世界の中で存在感を示すには何が必要か。固有の歴史観に基づく、経済・技術・外交・安保の総合戦略について縦横無尽に語り尽くす。



 小泉政権が本格的な「日本改造」に取り組み始めた。なぜこの国に変革が必要なのか、何を壊せばよいのか、どのような国になるべきか。今こそ根本的に議論を尽くす季節である。

 本書では総理と都知事の立場で「負の遺産」を破壊してきた両雄が、日本再生に向けた戦略と哲学を語り合う。

 中曽根氏は大東亜戦争によって「守るべき国家」を体得し、強い使命感でこの国の建て直しに邁進してきた。一方石原氏は、この国への熱き思いと理想像を持ち、強い指導力で疲弊した社会を蘇生させる大改革を実行している。

 両者は、憲法改正による歴史観・国家観の再構築、集団的自衛権行使による国防力の強化、教育改革による魂の再建などを明示し、21世紀を担う若い世代に、これら大問題に勇敢に挑戦し、誇りある国家作りに邁進するよう、問いかけていく。

 小泉首相と「同じ政治のDNA」を持つ二人が、明日の日本像を語り、国民に奮起を促す白熱の対論。