書籍

- 発売日
- 2002年01月16日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-61975-0
若者はなぜ「繋(つな)がり」たがるのか
ケータイ世代の行方
著者 | 武田徹著 《ノンフィクション作家、評論家》 |
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主な著作 | 『流行人類学クロニクル』(日経BP社) |
税込価格 | 1,430円(本体価格1,300円) |
内容 | 「ケータイ」「ゲーム」「崩れゆく日本語」などをめぐる昨今の若者論は、あまりにも一面的ではないか――。明日の日本を拓くための探究。 |
若者とは誰のことなのか。「三種の神器」ケータイは彼らをどう変えているのか。
第一章「ケータイとともに来たもの」では、「?がる」ことを求めながらもコミュニケーションがうまくとれない若者の姿を描き、第二章「散らかった部屋から見える景色」では、「心」を育まずプログラムによってしか動かない生態を描いている。第三章「そしてすべてキャラになった」では、ゲーム、マンガから政治のキャラクター化までを論じ、第四章「音楽を聴かずに眠る日はない」では宇多田ヒカル、ジュディマリ、ZARD、GLAY、ユーミンを、第五章「『いま』の演出家列伝」では鈴木敏夫、原科孝雄、信藤三雄、斎藤環、鏡リュウジ各氏を斬る。第六章「ケータイの先に来るもの」では、ケータイ世代が消費を捨て生産を選ぶ指向をもっており、それが2010年の「豊かな生活」へのヒントとなるとしている。
90年代半ば以降の日本社会における、現場からの若者論決定版。
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