一気にわかる! 住宅金融公庫廃止論
発売日
2002年03月13日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-62021-3

日本病のカルテ
一気にわかる! 住宅金融公庫廃止論

著者 猪瀬直樹
MM日本国の研究企画チーム著
主な著作 一気にわかる! 特殊法人民営化』(PHP研究所)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 民業を圧迫し税金をムダ遣いする住宅金融公庫はいかに廃止・民営化するか。代わりになる民間の低金利住宅ローン商品を紹介しながら行革のキーマンが解き明かす。



 住宅金融公庫、都市基盤整備公団、雇用・能力開発機構などの特殊法人が存在することで、民間の活力がどれだけ奪われているのか。

 本書では、すでに使命を終えたこれらの特殊法人解体の理論と実践計画をだれにでもわかるように平易に解説している。

 第一章は「次々に登場する民間住宅ローンの新商品」と題して、城南信金、グッド住宅ローンから第一勧銀、東京三菱銀行まで、公庫に取って代わる新商品を紹介している。第二章は「公庫・公団廃止への具体案」と題して、実際にどのように解体したらよいかを説明している。第三章では「雇用・能力開発機構を廃止・解体せよ」として、ハローワークの時代遅れの実態や派遣ビジネス市場の今後の可能性などが具体例豊富に書かれている。高失業時代の再就職支援体制を知りたい人、必読である。

 サービスを向上させ、特殊法人をはるかに凌ぐ働きを見せる元気な企業の取り組みが手にとるようにわかるちょっとお得な本。