百鬼繚乱
発売日
2002年07月15日
判 型
A5判変型並製
ISBN
978-4-569-62212-5

新妖怪双紙
百鬼繚乱

著者 東雲騎人著
多田克己
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 平成の世に妖怪絵師現わる!? 新鋭の妖怪絵師・東雲騎人が闇の住人を描く! 妖怪に関しての知識は無尽蔵の多田克己氏の論文と対談を楽しめる!



 「一つ目小僧」や「ろくろ首」、「人魂」は誰もが一度は聞いたことのある妖怪や怪異の名前。では、「御膳様」や「釣瓶登」、「蟇籠」を知っていますか? 実はこれ、平成の世に生まれた、まだ誰も知らない妖怪たちなのだ。

 新進気鋭の妖怪絵師・東雲騎人のデビュー作でもある本画集には、聞いたこともない妖怪とおなじみの妖怪が併せて90体、掲載されている。そのどれもに解説がついているが、現代社会を風刺したこれらの妖怪は、必ず身近に存在しているらしい。夜道はもちろん、町の中、電車の中、はては家族の中にまで妖怪たちは入り込んでいるのだ!

 他に、妖怪のエキスパートで「妖怪馬鹿」を自認する多田克己の論文「妖怪とは何か」や東雲・多田両氏の対談「妖怪談義」まで入った、まさに盛りだくさんの一冊! 妖怪マニアにはたまらない好著。

 さあ、この本を持って、あなたの身近な妖怪をさがしてみませんか。