書籍

- 発売日
- 2002年07月31日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-62264-4
吉田茂とその時代
敗戦とは
著者 | 岡崎久彦著 《博報堂顧問》 |
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主な著作 | 『陸奥宗光とその時代』(PHP研究所) |
税込価格 | 2,310円(本体価格2,100円) |
内容 | 無条件降伏、マッカーサーの登場、占領政策、東京裁判、新憲法……卓越した歴史認識を持つ著者が「戦後」を分析した第一級の歴史論。 |
『小村寿太郎とその時代』『陸奥宗光とその時代』『幣原喜重郎とその時代』『重光・東郷とその時代』に続く、著者渾身の「外交官とその時代シリーズ」の完結編。1945年8月15日、日本はポツダム宣言を受諾し、降伏する。そしてマッカーサーがやってくる。その後の占領政策とはいかなるものだったか? 著者はいう、「無条件降伏とは勝者による敗者の完全制服であり、天皇制保全のため日本人はいかなる屈辱にも耐えた」と。本書は、占領期の3つの内閣(東久邇宮、幣原、吉田)とマッカーサーとのやりとりを縦軸に、公職追放、東京裁判、検閲、新憲法といった日本人の精神に重大な影響を及ぼした出来事を横軸に、「戦後日本」は誰がどのような思惑のもとにつくったのかを克明に分析したもの。明治の薩長史観、昭和の皇国史観、戦後の東京裁判史観、最近の自虐史観をすべて払拭しようという視点から書かれた公正な戦後史論でもある。
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