目からウロコの太平洋戦争
発売日
2002年08月09日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-62368-9

目からウロコの太平洋戦争
複雑な戦史がスッキリわかる!

著者 河合敦著 《作家》
主な著作 目からウロコの日本史』(PHP研究所)
税込価格 1,595円(本体価格1,450円)
内容 日本人にとって太平洋戦争とは何だったのか。外交から戦略、戦時下の庶民の暮らし、目からウロコの意外な話までこの一冊でよくわかる!



 太平洋戦争が終結して半世紀以上の年月が流れている。しかし、この戦争のもつ意味や問題は今でも取りざたされている。太平洋戦争とは一体どのような戦争だったのだろうか。

 二度とおこしてはならない悲劇の歴史ではあるが、この戦争なくして現在のアジアや日本を語ることはできない。とくに日本にとっては軍国主義から民主主義国家へと変貌を遂げた、大きな転換のきっかけともなっているのだ。

 だが、中学・高校では時間的な制約もあって、近現代史、ことに太平洋戦争はあまり学ばれることなく通過してしまう。本書は太平洋戦争の原因から経過、結末などをわかりやすい文体で綴った入門書となっているので、誰にでも無理なく読める一冊。また、当時の日常生活や国民が統制された現実などを、豊富な写真と資料で展開している。

 語り継ぐべき教訓は、次代へしっかりと伝えていくべきだとする、歴史の認識が新たになる好著。