歴史の勝者にはウラがある
発売日
2018年12月03日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76867-0

歴史の勝者にはウラがある
日本人が誤解している戦国史

著者 河合敦著 《歴史作家》
主な著作 「神社」で読み解く日本史の謎』(PHP研究所)
税込価格 814円(本体価格740円)
内容 「家康を悩ませ続けた不良家臣団」「10倍の軍勢でも返り討ちに遭った上杉謙信」――固定化された日本人の戦国史のイメージを覆す一冊。



 日本人がイメージする戦国史は、秀吉や家康など天下人に都合よく改変されたものばかり――。実は、秀吉は小田原城を最後まで“落城”させられず、“忠臣の鑑”と名高い家康の家臣団はとんでもない不良揃いだったと聞けば驚くだろうか?

 本書は、人気歴史作家が「冴えわたる智謀」「意外な敗戦秘話」「戦国合戦の奇手奇策」「情けなき愚将たち」「生き残りをかけた策謀」など、“通説”のウラ側に隠された真相を大胆に解き明かす。戦国時代の誤解が吹き飛ぶ一冊。

 『戦国合戦・15のウラ物語』を改題。

 【本書の内容】

 「小早川隆景――じつは、徹底的な頭脳戦! 厳島の奇襲を演出した知将」「白井入道――10倍もの軍勢で攻め寄せる謙信を破った謎の軍師」「三方原の戦い――いちばんの敵は味方だった!? 家康を大敗させたダメ家臣団」「石田三成――武功のためなら味方も欺く! 満天下にさらした戦下手」「毛利輝元――天下人の夢ふたたび? 大坂の役の謀反計画」……ほか