リスクを取る人・取らない人
発売日
2002年10月07日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-62473-0

リスクを取る人・取らない人
しがらみを断ち切る勇気がこの国を救う

著者 西村康稔著 《元通産省調査官、大正大学特別招聘教授》
主な著作 『生き残る企業・都市』(同文書院)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 元通産省官僚が、利益配分政治の実態、官僚の先送り体質、税金を無駄遣いする行政の怠慢を明らかにし、日本再生の処方箋を示す。



 著者は元通産省調査官としてブラジルの「地球環境サミット」に出席するなど環境・エネルギー分野で活躍。また石川県商工課長に出向中は地方主権の町づくりも実践。それらの経験から「日本混迷の真因は、社会全体にはびこる無責任構造、すなわち誰もリスクを取らないようになってしまったからだ」と訴える。本書は、「偽りの地方自治の実態」「ムダな公共事業が減らない理由」「官僚に沁みついた体質」「骨抜きにされた税制改革」「子供の将来を考えない教育制度」など、いまの日本が抱える根本問題を読者に提示したうえで、みんなが納得できるような解決策を示したもの。「エコマネーが地域を再生する」「国民の貯蓄1,400兆円の意味ある使い方」「6・3・3制から4・4・4制へ」「失業率を減らす産業振興策」をはじめ国民を元気にする施策が満載されているので、政治や行政に携わる人には必読の書といってよい。