書籍

- 発売日
- 2002年12月18日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-62580-5
人はなぜ「神」を求めるのか
目からウロコの宗教
著者 | 岩井洋著 《関西国際大学助教授》 |
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主な著作 | 『記憶術のススメ』(青弓社) |
税込価格 | 1,485円(本体価格1,350円) |
内容 | 宗教は不可思議なものではない。人間の営みであり、そこには一定の法則性がある。「宗教とは何か」を宗教社会学の立場から、解き明かす。 |
日本では、「あなたの宗教は?」という問いに、「無宗教です」と答える人が数多い。しかし、たいていの日本人は「初詣には神社に行き、結婚式はキリスト教、葬式は仏教で」と、人生の節目にさまざまな宗教と深く関わっている。それだけではない、実は何気ない日常的な行為の中にも宗教的な意味あいを持ったものがたくさんある。いったい私たちにとって宗教とは何なのか? 本書では、宗教を人と人とのコミュニケーションから生まれた社会現象としてとらえ、宗教社会学の立場から「宗教のしくみ」を解説している。個別の宗派や教団の説明ではなく、宗教の定義・分類に始まり、教えや儀礼の話、死生観、データにみる日本人の宗教観など、きわめて客観的に宗教を分析する。そこにあるのは偏見や先入観を排して、冷静に宗教を見つめる目である。グローバル化が進み、さまざまな価値観や宗教観に触れる機会が多くなった現在、ぜひとも一読しておきたい一冊といえる。
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